公益社団法人北海道交通安全推進委員会

2022年6月17日、西興部村が交通事故死ゼロ10,000日を達成し、19日にはお祝いの住民大会が開催されました。1万日とは27年と5ヶ月。村では平成7年1月31日以来、住民総ぐるみで交通安全運動を展開してきたもので、北海道では初めての快挙です。

大会では、鈴木直道知事のビデオメッセージのほか来賓の方々のお祝いのご挨拶、感謝状や表彰状の贈呈、子供達や高齢者、事業所、町内会代表による村民決意表明などが行われ、決意表明を行った子供達3人からは、まだ生まれてから1度も交通事故死がないことと、これからも永遠にゼロを更新したい決意が述べられました。終了後には、屋外で道警音楽隊・カラーガード隊によるパレードや演奏会で、大勢のみなさんとお祝いしました。

会場には、子供達の絵が描かれた毎年の交通安全旗がズラリと掲示され、また、沿道にはこの旗が子供の目線の高さに掲げられており、子供を大切にしながらみんなで成し遂げた10,000日だったことが伝わってきました。

新たな目標は、交通事故死ゼロ30年（2025年1月）。当委員会からも西興部村交通安全推進委員会様へ表彰状と記念の楯を贈呈しましたが、まさに、小さな村の大きなチャレンジ。その姿勢は、北海道全体にとっても誇るべきもので、全てのマチの見本ともなるものです。